合格実績

京都大学大学院 農学研究科 合格

「こんなに丁寧に見てくれるんだ」と嬉しくなった

滋賀県   カツオ さん

受講講座: 基礎講座  完成講座

入試年:2019年度入試  合格

合格校: 京都大学大学院  

英語の点数が足りず不合格になり院浪をすることに

「大学院入試はどんなに専門の点数が良くても、英語の点数が足りなければ落ちるよ」と言われていますが、私はその通りの結果になりました。私が志望大学院を決めたのは学部4年生の6月頃でした。外部の大学院だったので、当然ながら院試の対策は間に合わず、その年の試験は不合格でした。その後、院試の得点開示をしてみると、専門の点数は満たしていたものの、英語の点数が足りていませんでした。試験問題は英文和訳が4題です。時間には割と余裕があるのですが、それだけ精度の高い和訳が求められる問題でした。大学入試で使った小手先の技術はほとんど忘れてしまっており、お世辞にもまともな訳はできませんでした。
結局、大学4年生の年は不合格でしたが、どうしても志望校を諦めることはできず、院浪をすることにしました。そして「基礎講座」「完成講座」を受講して、一年間みっちりと英語を勉強することを決意しました。

「こんなに丁寧に見てくれるんだ」と嬉しくなった

この講座の特徴は、何といっても問題の質の良さと、添削指導の丁寧さです。問題の文章は、初めは比較的平易なので、その期間に基礎的な訳のパターンを身につけることができました。そして、これが身についてきた頃に、文章が少しずつ難化してゆき、内容を理解した上で工夫した訳をするといった高度なテクニックを得ることができました。
英文の内容は幅広い分野から出題されます。さまざまな問題を解いていくと、意外と知られていないが和訳にとって大変重要な要素がわかってきます。それは、「背景知識の豊富さ」です。多少英文が難しくても、内容が身近なものであれば問題は解きやすくなります。反対に、まったく知らない内容の場合は歯が立ちません。そのため、過去問を分析して、どんなジャンルの英文が出題されるかを推測し、そのジャンルの知識を増やすために、日本語の本を沢山読みました。背景知識を増やすということは、英語の勉強と同じくらい大切な作業でした。
自分の作成した答案は、隅々まで添削でチェックされて返ってきます。「こんなに丁寧に見てくれるんだ」と嬉しくなります。答案には毎回採点者からのコメントがついており、いつもよく間違える癖を指摘してくれます。私はよく助動詞の過去形を現在形で訳してしまっていたのですが、そのことを指摘された後は助動詞の時制にも気を配るようになり、ミスが減りました。

リベンジした入試では指導教員から英語の出来を褒められるほどに

受験したときは、いきなり見たこともない単語に出会い、どうしようかと戸惑いましたが、わからない単語にとらわれすぎることなく、問題文の全体を読んで、大意をつかみ解答することができました。また、和訳問題では、つまることなくスムーズに解答することができました。試験時間はやや足りないという感じで終了したことや、後から思い返して自分のミスに気づいたこともあったため、英語で不合格になったかと思いましたが、結果は無事合格することができました。
指導教員からは、英語はよい成績であったと聞かされ、英語があんなに自信のなかった自分がここまで成長できたのもこの講座のおかげだと思います。英語は中学、高校としっかり習得したものだと思っていましたが、論文特有の言い回しや、論文の全体構成を踏まえた読み方など、教わる機会がほとんどなかったためか、独学の方法のほとんどは、感覚に近いもので、確たる根拠がなかったものだと思われます。

講座を通じて学術的な英語文献が読みやすくなった

私は研究生として半年間、大学院の授業を受けながら院試の勉強をしていました。一足先に大学院の授業を受けていたのですが、大学院では英語文献を読む機会が学部に比べて格段に増えます。ですが、この講座を通じて、学術的な英語文献がかなり読みやすくなりました。時間をかけて丁寧に英語論文を読む作業は、適切な和訳を考えていく作業に通じています。この講座を通じて得た英語のスキルは、院試を突破するためだけにとどまらず、大学院に進学後も必ず生きることでしょう。

湯川彰浩から一言

デルタプラス・湯川から一言
初回の入試では専門科目は合格点を超えていたものの、英語での不合格という厳しい結果となったことから、入試での英語のウェイトの高さがうかがえますね。多くの方が心を折られる場面で、むしろ自分に足りなかったものを正面から見つめ直し、1年かけて英語力を基礎から築き直された姿勢はとても参考になるのではないでしょうか。特に、添削で毎回のように指摘された時制のミスに向き合い、その後の答案で確実に修正されていった成長ぶりは見事でした。英文の難易度が徐々に上がる講座構成をうまく活用し、基礎講座で身につけた訳の型を応用して、完成講座では論理の流れや文脈を踏まえた自然な訳出ができるようになったことが、試験本番での手応えや合格につながった要因の1つでしょう。不合格から1年後、指導教員から英語試験を褒められるほどまでの変化は、単なる勉強量だけではなく、「プロに指導を受ける」という正しい方法で対策を積み重ねた努力の結果だと思います。京都大学大学院の骨太な問題を突破しての合格、本当におめでとうございます!!

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