合格実績
広島大学大学院 教育学研究科 合格
筑波大学大学院 人間総合科学研究科 合格
名古屋大学大学院 教育発達科学研究科 合格
英語の対策は講座の添削問題と過去問だけに集中した
京都府 D.I. さん
受講のきっかけは「大学院入試は英語で差がつく」と耳にして
志望していた大学が不合格であったため、入学時から大学院受験を決意していました。具体的に大学院入試の勉強を始めたのは、大学3年生の終わりごろです。「大学院入試は英語で差がつく」と同じく大学院入試を志していた知人から言われたこともあって、インターネットで探しているときに『大学院英語 入試対策講座』を見つけました。
自分の学習のスタイルとして講義形式であれこれ言われるよりも、紙媒体の方が復習しやすく、何度も振り返ることができるので、添削形式は自分に合っていました。大学院入試は、情報や演習できる教材が不足しており、和訳をはじめとする記述力が必要であることは分かっているものの、自分の英語レベルがどの位置にいるのかを把握することは難しいものです。そうした中で、添削を通じて自分のレベルや克服すべき課題が明確になることは、単に演習するだけでなく今後の指針を立てるのにも有益でした。
添削結果の復習と専用ノートの作成に力を入れた
学習方法としては、入試本番のつもりでまず自力で(できるだけ辞書は使わずに)制限時間内に解答して提出します。本番で辞書持ち込み可の大学は限られているため、この段階では出来不出来よりも自分の疑問点を明確にすることを心がけました。本番は緊張するため、自分の持っている力の7~8割ぐらいしか出せない、とどこかで聞いたことがありました。そのため、課題提出の段階で無理に今の自分の実力以上のことをしようとしても本番の練習にならないのでやめました。
一番力を注いだのは返却後です。分からなかった単語・構造把握が曖昧だった文・和訳に困った文・添削で指摘のあった項目をすべて別ノート(通称「NGノート」)に記録し、そのノートを何度も何度も見直して試験本番には全てこれらを自力で対処できるようにしました。
英語の対策は講座の添削問題と過去問だけに集中した
このように、「自力でできなかったこと」を繰り返すことで「できるようにする」ことが私の学習の根幹にありました。
NGノートは左のページに問題・右のページに解答を書き(『即戦ゼミ』のような形式)、持ち運びしました。添削された答案や解答・解説を何度も読み直し、自分に何が不足しているのかという点を重視してNGノートを作成しました。
これは添削問題に限らずですが、院試レベルになると初見ではなかなか対処できない英文が多数あります。それを復習でどれだけ自分のものにできるかが鍵になります。英語に関しては、添削問題と過去問しかやっていません。特に復習とNGノートの暗記です。NGノートの作成には時間がかかりましたが、添削課題は何をすべきかを明らかにしてくれるので、学習がみちがえるほどスムーズに進みました。この点が一番助けられたように思います。私は名古屋・広島・筑波と受験しました。諸事情で筑波に関しては過去問を一度も見ることができずに本番に臨むという危機的な状態でしたが、添削課題で学んだことを十分に生かせたおかげで、3校から合格通知をいただけたように思います。生かすレベルにまで持っていけるかは、才能ではなく返却後の反復復習にかかっていると思います。
自分なりの学習スタイル見つけて、学歴コンプレックスを乗り越えるこができた
最後に、受験勉強全体に関係することですが、自分の学習スタイルを省察できるかが大事ではないかと思います。私の場合はひたすら勉強するということはできなかったので、息抜きに院試直前も塾講師のアルバイトをしていました。息抜きの方法は人それぞれですが、息抜きの時間があったおかげでやるべきときに集中できたように思います。自宅ではパソコンの誘惑に負けそうだったので、英語は基本的に外、特に喫茶店でやっていました。一番集中できる環境を見つけられるかも院試合格のカギであると思います。
私の大学は偏差値の低いあまり有名ではない大学です。学歴コンプレックスが院試に取り組む最初の契機でしたが、こんな私でも合格できました。院試は英語と研究計画書で決まると自負しています。英語の学習の指針を『大学院英語 入試対策講座』の添削を通じて見つけていただければと思います。