合格実績

早稲田大学大学院 文学研究科 合格

いかに自分の英文読解が思い込みや感覚に頼っていたか

東京都   なつゆき さん

受講講座: 基礎講座  完成講座

入試年:2017年度・秋入試  合格

合格校: 早稲田大学大学院  

外国語だけはしっかり押さえておくように教授に言われた

大学院に進学することを決めた時点で試験まで1年を切っていたため、勉強については非常に焦っていました。大学院入試については情報が少なく、また、私の志望は文学系だったのですが、インターネットでの情報も理系のものが多く、研究室訪問や過去問対策については、正直なところあまり参考になりませんでした。
卒業論文の指導をしてくださった教授に相談して、とにかく外国語だけはしっかり押さえておくこと(具体的には8割程度、うちの大学入試が軽々解けるくらい)を言われ、手探りながら、英語の勉強に励むことにしました。英語は、現役時代それほど苦手ではなかったのですが、ブランクは隠せず……。とくに、単語レベルでは何となくわかるが、文章になるとわからなくなる、ということが多々ありました。英文和訳を中心にやっていたのですが、解答例を見ても、自分の読みの、どこがどう間違っているのか、いまいちわからず、手応えを感じられないまま、ただ闇雲に解いてばかりいました。

いかに自分の英文読解が思い込みや感覚に頼っていたか

そんな時にこの講座の存在を知り、藁にもすがる思いで申し込みました。基礎講座の最初の課題は、「正直、そこまで難しくないぞ」と自信満々で提出しました。しかし、真っ赤になった添削済み答案が返ってきたのを見て、いかに自分の英文読解が思い込みや感覚に頼っていたのかを、思い知らされました。また、私は大学を卒業してからの受験でした。ずっと一人で勉強や情報収集などをしていたせいか、独りよがりになりがちだったのかもしれません。他者の視点から見てもらうことの重要性を痛感しました。
以後は、雰囲気で和訳するのではなく、一つひとつ文章構造を確認し、自分でも完全に納得できるまで、英文に向き合うことを習慣づけて、日々の勉強を行いました。また、定期的に課題が送られてくるこの講座は、いいペースメーカーにもなりました。この講座の英文は、内容は身近で、こんなもの知らない、という難単語もあまりなく、一見すると理解しやすそうなものが多いです。しかし、だからこそ雰囲気、自分の知識に流されることなく(もちろん、ある程度の前提知識や教養があることは、英文読解においても大きな武器になります)、誠実に英文と向き合う訓練には打ってつけだ、と実感しました。

講座を通して英文と真摯に向き合う姿勢を学んだことが大きかった

それまではほとんど手応えを得られなかったのが、この講座の課題に取り組み、添削指導を熟読し、復習や自習用問題を重ねる中で、着実に読解力が身についている感覚が生まれました。完成講座まで終わると、以前は初級編の英文ですらおぼつかなかった英語講読の参考書が、上級編でも読めるようになっていて、解けば絶望感しかなかった過去問も、及第点と言える程度には解けるようになっていました。
特に驚いたのが、それまでは単語がわかっていても読めない、ということがしばしばあったのが、単語は少しわからなくても、構文や文脈、単語の接頭語などから推測して、それなりに近い意味の訳語を引き出すことができるようになっていたことです。これも、この講座を通して、英文と真摯に向き合う姿勢を学んだことが大きかったと思います。

丁寧な添削指導は勉強面だけでなく精神面においても清涼剤となる

本番では大問の1つとして、選択式の単語穴埋め問題が出ました。長文中に8個空欄があって、選択肢も全体で8個、というものでした。午前の専門科目でそこそこの手応えがあり、これはミスできない、という気負いからか、最初は文章が頭に入ってこず、1つしか自信をもって解答することができませんでした。しかし、今まで自分が勉強してきたことを思い出し、まずは落ち着いて、もう1つの大問の英文和訳を解きました。それがまずまずの手応えで、やってきたことは間違っていなかった、と自分を奮い立たせ、残った時間すべてを使って、穴埋め問題に戻りました。結果、この穴埋め問題を全問正解することができ(最初の解答だと、結局、自信のあった1つしか合っていませんでした)、結果的には、これが合否の分かれ目だったと思っています。
大学院入試は、大学入試と比べて志望者が圧倒的に少ないし、情報も少なければ、偏差値、というわかりやすい数値もなく、つい視野が狭くなりがちです。丁寧な添削指導という他者の目があることは、勉強面だけではなく、精神面においても清涼剤となると実感しました。

試験は水物だからこそ、最後の最後に自分を支えるのは自信

試験は水物です。だからこそ、最後の最後に自分を支えるのは、そこに至るまでの過程で積み上げてきた自信だと思います。試験勉強中、それこそ試験中にも、何度も心が折れそうになると思います。私も実際、そうでした。そんな時には、気分転換も怖れずにしましょう。事実、私は試験1か月前で燃え尽きかかっていた時期に、友人に読書会に誘ってもらいました。その際に勉強したり話したりしたことが、専門科目の試験でかなり活きてきました。人生、何があるかわからないものだなあ、なんて思ったものです。心にどこか、そんなゆとりも持ちながら、皆さんも試験勉強を頑張ってください。きっと、その経験は人生のどこかで活きてくるはずです。

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