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合格実績

学習院大学大学院 人文科学研究科 合格

夏の推薦入試で落ちてよかったと、今では思えるくらい成長できた

東京都   枝豆 さん

受講講座: 完成講座 英作文講座

入試年:2022年度・春入試  合格

合格校: 学習院大学大学院  

大学院進学は漠然と考えていたものの、準備不足で推薦入試では不合格に

私の大学院受験の道筋は平坦なものでも、褒められたものでもないですが、先輩方の体験談を読んでは励まされていたので、私の体験談も大学院進学を志すどなたかの励ましになれば嬉しいです。
私は、きょうだいが大学院へ進学していたこともあり、大学入学当初からぼんやりと自分も大学院へ進学したいと考えていました。しかし、志望すれば進学できるだろうという甘い考えのもと、準備や情報収集を怠ったまま大学生活を過ごしてしまいました。そして、4年生の夏に志望校の研究室を訪問したところ、今の自分では研究に必要な知識がまったくないことを教授から告げられ、とてもショックを受けました。後には引けずそのまま推薦入試を受けましたが、当然のごとく落ちました。
そこから、準備不足だった自分を呪うと共に、進学か就職か、鬱になる程悩みました。とりあえずどこかの秋入試を受けようと思ったのですが、推薦で受かるつもりだったのでまったく受験勉強をしておらず、藁にもすがる思いで申し込んだのがこちらの講座でした。しかし、悩んだ結果がむしゃらに秋入試を受けるのはやめて、自分は大学院で何を学びたいのか、どうして大学院へ進学したいのかを一から考え直しました。そして浪人覚悟で改めて志望校を探したところ、「この教授のもとで学びたい、研究がしたい!」と思える教授と巡り会うことができました。その教授とお話した結果、浪人ではなく春入試に挑戦することになりました。それが11月頃のことで、私はやっと大学院受験生として真のスタートを切ることができたのです。

大学院英語の入試では完璧に理解して満点を取ることは求められていない

『大学院英語 入試対策講座』は秋入試のために夏に申し込んで以来手つかずでしたが、受講期間は1年間有効だったので、春入試対策としても利用することができ、とてもありがたかったです。もちろん学校や研究科ごとに難易度は異なると思いますが、ほとんどの院試の科目に英語がある主な理由は、「英語の論文を読める・理解できる力があるか」を試されているからでしょう。まったく何の英単語も調べずに英語の論文を読める学生はほぼ100%いません。つまり院試でも、英文の意味を完璧に理解して解答し満点を取る必要などなく、「英単語を調べれば文章の意味を理解できる」ような構文を取る力、「文章の大筋を理解できる」ような最低限の単語力、そして「短時間でたくさんの文章を読める」ようなスピードがあることを示せれば十分なのだと思います。

情報戦の大学院受験を制する上で、講座はとても心強い味方だった

私はこちらの講座に、春入試本番の1、2ヶ月前から取り組み始めました。大学の授業などを通して英語には触れていたものの、和訳や英訳の問題らしい問題を解くのはほぼ大学受験ぶりとかなりブランクがあったため、講座に取り組むことで、今の自分に何が足りていないのかを見つめ直すことができました。講座では、解いてそのまま提出するのではなく、一度解いた後に自分が納得いくまで解答を作りこんでから提出することが推奨されています。自分では完璧に近い解答が作れたと思ったのに、添削によって新たな課題に気づくことが多々ありました。また、「構文の把握」、「文脈の理解」といったいくつかの観点から答案全体を5段階で評価していただけるため、入試対策として参考になりました。例えば私は、構文を取る力はそこそこにあるものの、単語力がとても低いことがわかったため、大学受験の際に使用していた単語帳2冊を毎日3時間かけて覚え直したところ、文章の理解度がぐっと上がるようになりました。さらに、講座の解答用紙には感想欄があるのですが、私はそこに解いてみて疑問に思った点を長々と書き出しました。疑問を書き出すことで、添削の際にアドバイスをいただけるだけでなく、自分の理解が及んでいない点、復習すべき点について洗い出すことができました。
大学院受験は、純粋に学力を測るだけの試験ではなく、研究室訪問なども含め、ある意味情報戦なのだと思います。特に文系だと大学院進学する人がとても少ないため、大学受験のときのように周りの流れに合わせて何となくの対策で進めていくことはできません。そんな中、英語対策をする上での1つの指標として、こちらの講座はとても心強い味方でした。

夏の推薦入試で落ちてよかったと、今では思えるくらい成長できた

院試に向けて準備をしていく中で、「受からなかったらどうしよう…」と不安で仕方がなくなることもあるかと思います。また、「大学院に進学して将来大丈夫なのだろうか?」と心配になることもあるでしょう。私もそうでした。大事なのは、たくさん悩むこと、悩んだ上で腹をくくって自分の選択を信じてみること、そして信じる気持ちを裏付けるために着実に対策を積み重ねていくことです。はじめから正解の選択なんて存在しません。自分自身が「この選択で正解だった」と思えるかどうかです。
私は大学院受験を通して、改めて自分を見つめ直し、とても成長することができました。夏の推薦入試で受かっていたら、こんなに自分と向き合って努力する経験は得られなかったと思うと、あのとき落ちてよかったなとすら思います。これから院試を受ける方の受験生活が、ただ辛く苦しいだけの期間ではなく、実りある経験を得られる日々であるように祈っています!

湯川彰浩から一言

デルタプラス・湯川から一言
大学院入試を推薦入試で受験したものの、準備不足のため不合格に。そして、その後自分が本当に研究したいことを見つめ直し、奮起して春入試で見事合格されました。大学院は研究をする機関なので、研究を進めることができる知識や学力があるかどうかを判断されます。試験はもちろんのこと、研究室訪問でも精度の高い研究計画書の草案を持っていけるかどうかが大事ですね。仮に推薦入試で進学できていたとしても、大学院の勉強についていくのがかなり大変だったと思います。自分と向き合って、本腰を入れて講座で勉強されることで、大学院で研究できる学力を身につけることができたのでしょう。その頑張って培った学力がこれからの研究生活を支えてくれるはずです。

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パンフレットには大学院入試に関する基礎知識、講座の詳細内容、学習サイクルなどが詳細に記載されていますので、ご一読いただければ、大学院入試の流れや各講座のことをより具体的にイメージしていただけるはずです。

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