合格実績
国際医療福祉大学大学院 医療福祉学研究科 合格
一人で勉強していたら「できたつもり」になってしまうところを指摘してくれる
東京都 ヤンバルクイナ さん
初めて過去問を見た時は絶望感に打ちのめされた
大学卒業後30年経ってから職場の勧めがあって急遽大学院受験をすることになり、一番焦ったのが英語でした。試験問題は例年科学雑誌『Nature』から出題、辞書なしでの研究論文の和訳が必須です。初めて過去問を見た時は、ところどころ知っている単語はあるものの、それを含む英文が何を意味しているのかがまったくわからず、絶望感に打ちのめされました。
試験は11月末。たった4ヶ月しかないので、語彙力を増やすことと、文章を読み解く力をつけることに集中しました。仕事、家事、介護を抱えながらできるのは通信講座だと考え、出会ったのがこの『大学院英語 入試対策講座』です。取り扱うテーマが他の講座よりも理系が多いこと、3ヶ月コースと短い期間の「基礎講座」があったことから即決しました。
内容を概ねつかめていればOKだと思っていた認識の甘さを痛感
実際に受講してみて良かった点は、大学院受験の英語に求められるものを秩序立てて効率よく学ぶことができたことです。というのも、最初の添削問題は辞書を使わずに雰囲気で訳して、できた気になっていました。ですがあまりにも添削された箇所が多かったのでびっくり。「内容を概ねつかめていればOKでしょう」と思っていた自分の認識の甘さを痛感し、大学院受験においては「正確に訳すこと」が求められているのだと認識しました。これは独学では気づけなかったことです。それからは添削問題ごとのテーマにより、It などの指示語が何を指すのか、助動詞、仮定法など、何となくわかったつもりでいたところを、「正確に」ただし「日本語として自然に」訳すことを添削のたびに指導していただき、自分で意識できるようになりました。丁寧な添削とコメントにはいつも励まされたり、大学院受験の厳しさを再認したりしました。添削問題のテーマや難易度も絶妙なものでした。低難易度だけどしっかりとした文章の良問からスタートし、少しずつ難易度が上がり、テーマが毎回変わることで、気づかないうちに幅広い分野の単語を学べ、ボリュームのある文章を読むことができるようになったと思います。
最後まで支えられている安心感と共に学習を継続できた
4ヶ月間の勉強方法は、毎朝出勤前の早朝2時間を学習時間に充て、添削問題が届いた時や添削済み答案が戻ってきたら、振り返りに1日あて、それ以外の日は自習用テキストを1つやり、とにかく毎日英語論文を1つは読むことを習慣づけました。語彙力を増やすためには『DUO3.0』を通勤や寝る前の時間に活用しました。
さらに、自習用テキストの質が非常に良かったです。低い難易度からスタートし、解答・解説もついているので、まさにコツコツと取り組むことができました。これにより毎日英語の論文に触れることができたことが、自分の英語力の向上に大いに役立ったと思います。
自習用テキストをすべて終えた後は、『Nature』から自身の受験分野の論文をピックアップして和訳に取り組みました。わからないところは質問を受け付けてくれるという言葉をくださり、最後まで支えられている安心感と共にその後の学習を継続することができました。
一人で勉強していたら「できたつもり」になってしまうところを指摘してくれる
志望校には無事合格できました。本当にこちらの講座のサポートのおかげです。大学院に入ってからも、『Nature』のような英語論文を読む機会は多いので、今回の受講を足掛かりに英語の学習は継続して行い、英語力をさらに高めていくつもりです。
私のように英語から何十年も離れている人は少ないと思いますので、ほとんどの方が文法や単語の知識をある程度持たれていると思います。それを活用して英語を読み解くこともできるかもしれませんが、より「正確」に、より「日本語らしく」和訳するには、繰り返しの訓練が必要だと思います。自分一人で勉強していたら「できたつもり」になってしまうところを、きちんと細かく指摘してくれるのがこの講座です。大変な受験勉強でしたが、終わってみたら達成感でいっぱいの気持ちです。皆さんの受験も実りあるものになることを願っております。
湯川彰浩から一言
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パンフレットには大学院入試に関する基礎知識、講座の詳細内容、学習サイクルなどが詳細に記載されていますので、ご一読いただければ、大学院入試の流れや各講座のことをより具体的にイメージしていただけるはずです。
