合格実績
防衛大学校 総合安全保障研究科 合格
英文和訳は英語力だけでなく、日本語力も問われている
東京都 三百苅拓志 さん
大学院入試は専用の対策をする必要がある
私は、もともとTOEFLの勉強はしていたのですが、大学院入試に出題される英文和訳や要約は別物であると思ったので、入試に向けて専用の対策をする必要がありました。しかし、大学院受験用の優れた参考書や受験情報はあまりなく、独学でやり切るのは難しいのではとも感じていました。そんな中、何か良いものがないかと、インターネットで探していたら、『大学院英語 入試対策講座』を見つけました。通信講座ということで飽きやすい自分が全うできるかなど、若干の不安はありましたが、サイトを拝見し、合格の実績があること、講座の説明も丁寧であったため、受講を決心しました。
英文和訳は英語力だけでなく、日本語力も問われている
受講し始めた時は、試験日まで2ヶ月弱しかなかったので、この講座と語彙力の増強(TOEFLの単語集)を中心に取り組みました。英文を和訳する作業に慣れていなかったことから、最初は講座の【解答、解説号】を見てから、自分の和訳を作成し、少しずつ慣れていくようにしました。また、自習用テキストの『英語和訳で使える○秘テクニック20』を精読しました。特に、返却された添削済み答案を何度も復習することで、自分の苦手な部分を把握、改善することができ、受講当初より格段に和訳力が伸びたと実感できました。
受講して分かったのは、英文和訳は英語力だけでなく、日本語力も問われているということです。特に要約となるとさらにレベルが上がることでしょう。講座で英文の構造をどのように読み取るべきか、そして、その構造を踏まえてどのように訳すべきかを、学ぶことができました。また、私の受験時期に合わせて、講座の配信スケジュールを試験に間に合うように対応していただけたので、大変助かりました。
実際の試験では英文の要約が2つ出題されました。英文の要約は読解力、和訳力だけでなく、日本語で論理的に書く力が求められていると感じました。それは一朝一夕でできるものではないので、常日頃から対策を積み重ねておくことが必要です。添削講座を通して、構造を読み解る力を養い、そして直訳的な日本語でなく、自然な日本語訳にする訓練をしてきたからこそ、合格できたのではないかと思います。
志望研究科と関連する専門誌を利用した
志望していた大学院の研究科は英語の過去問が公開されておらず、入試情報でも「社会科学系の大学院レベル」としか、記載されていませんでした。ただ、国際関係分野の大学院なので、英語の試験はこれに準ずるものが出ると予想されたので、アメリカの外交問題評議会が発行する外交・国際政治の専門誌『Foreign Affairs』の英文を読むようにしました。国際関係分野の大学院を受験する場合、国際情勢への知識、専門用語に慣れていることが重要かと思います。日本語でも専門誌(国際関係であれば『外交』など)を読むなど、専門分野に関する知識を増やす努力も必要だと思います。
自分のライフスタイルに合った大学院を探す
私は安全保障の専門家になりたいという動機で公務員を退職し、大学院受験を決意しました。大学院といっても各校の特色はさまざまです。私が行く大学院は特別研究員という制度があり、学費が免除され、研究補助に従事することで給料が支給されます。社会人だと金銭的、時間的な理由で大学院を諦める方も多いかもしれませんが、奨学金が充実している大学院や働きながら受講できる大学院も増えてきています。自分のライフスタイルに合った大学院があるか、しっかりした情報収集が一番重要だと思います。
入試に当たっては、英語が課題となる方も多いかもしれませんが、この添削講座を受講し、努力すれば英語という課題は必ず乗り越えられるはずです。多くの社会人が大学院へ進学し、高度な知識をもって社会に貢献されることを望んでいます。