合格実績
順天堂大学大学院 医学研究科 合格
この講座を受講して本当に良かった
神奈川県 ナランチャ さん
英語からずっと逃げていた
大学受験当時は、英語に苦手意識があったものの、そこそこ乗り越えることができていました。しかしながら、現在、研究活動を進める上で博士の学位が必要になりました。改めて大学院入試英語と向き合ったとき、苦手意識が強まるとともに、手が出ない自分を目の当たりにしました。情けなく思いました。古い人間ですので、英語ができなくてもなんとかなると勝手に思い込み、ずっと英語から逃げてきました。
過去問題を見たときに、推測でなんとなくわかるものもありましたが、和訳にしても英作文にしても、解答するのに時間がかかること、語彙力がないこと、そもそも正しく読み解く基礎力がないことに改めて気づいた次第です。ちなみに語彙力に関しては、私は医師ではないので、医学知識や背景も含めてかなり出遅れていると痛感しました。
博士課程受験の情報としては倍率はそれほど高くありませんが、英語の試験はある一定基準に満たない者は不合格になることはわかっていたので、毎年一定数ある不合格者にならないように努力する必要がありました。仕事や闘病中の父の介護、家事等があるため日々の学習時間が限られ、短時間で英語力を身につけられる通信講座がないか調べたとき、この『大学院英語 入試対策講座』に出会いました。
過去問題と講座の教材のみに絞った学習
過去問題を分析すると、専門知識に関わる内容の長文和訳問題と、日本語(長文)の文章の中から指定された文章や語句を英語に直すという英作文問題で構成されていました。短期間でゼロから始める状態でしたので、私ははじめに、自習用テキストの「英語和訳で使える○秘テクニック20」を読み込みました。私には非常に取り組みやすい流れでした。課題文から正しい和訳、さらに添削例と繰り返し説明があったので、和訳のコツみたいものがつかめていけたと思います。このテキストは内容が洗練されていて、さほど日数を要すことなく繰り返し学習できました。
英作文は、「英作文の正しい考え方と書き方」をガッツリ読みました。この講座の自習用テキストは、市販されているテキストと異なり、読んでいくうちに頭に入り、定着していく効果があると思います。数回繰り返した結果、自分なりに英作文に慣れてきたように感じました。
添削指導においては、「これくらいで大丈夫だろう」とあいまいな解答を出してしまうことが多かったのですが、細かく指摘をしていただき、新しい学びが増えていきました。添削問題の解答、解説、重要単語、添削していただいたコメントを繰り返し読み直し、復習に力を入れました。具体的には、各教材をプリントアウトして和訳・英作・添削・補足問題と整理し、重要事項にはすぐ目に入るように印をつけ、時間のないときはその重要事項のみを確認しました。過去問題は手に入ったものは全部チェックしました。
入試本番では講座で身につけた基礎力が生きた
約6ヶ月間コツコツ続けた結果、ある程度の基礎力がつき、長文問題に対しても怖さや苦手意識を持つことなく、問題に挑むことができるようになっていました。過去問題を最初に解いた頃と比べると数段成長した自分を感じることができました。入試本番では、わからない単語は正直たくさんありましたが、推測して書き出すことができたと思います。時間内になんとか終えることができたのが奇跡的に思えました。正解しているかどうかはわかりませんでしたが、問題全部を把握できるまでに至ったことは自分でも驚いてしまいました。この講座は、確かに医療系、自然科学系の問題数は少ないのですが、どのような問題が出ても対応できるような基礎を身につけられる講座だと思います。
この講座を受講して本当に良かった
大学院生になった今、院試のために英語を学んでおいて良かったとつくづく思っています。学内英語講座や英語での講義も多いので、今こうして英語から逃げないでいられることが信じられないです。講座を振り返って良かったと思うことは、教材テキストで基礎力が定着したこと、添削指導で自分の弱点や課題を見出して修正することができたこと、英語の学習習慣ができたことです。この講座を受講して本当に良かったです。大学院入学後の現在も講座のテキストを活用しています。年齢の高い私ですが、これからも英語の勉強を続け、多くの人に役立つ研究を進めていきたいです。