合格実績
東北大学大学院 医学系研究科 合格
参考書と講座の2つで英文和訳のエッセンスが身についた
岩手県 N.I. さん
参考書と講座の2つで英文和訳のエッセンスが身についた
私は数年前から大学院博士課程進学を考えていたのですが、大学院入試で必須となる英語力に不安がありました。大学まで英語を学んだものの、就職後は、関心のある英文を年に数ページ読む程度しか英語に触れる機会がありませんでした。さらに専門分野の英文は長文で専門用語が多く、正しく読むことができているか疑問が残っていました。今回受験を現実的に考えたのは入試の3ヶ月前だったため、今自分にできることを頑張ろうと決意しました。しかし志望校の過去問に挑戦した後、「これほど英文を読むことが苦手だっただろうか…」「単語の意味は分かるのに訳せない…」とショックを受け、書店で大学院入試対策の参考書を探しました。書店には高校や大学入試の参考書は並んでいるのですが、大学院入試に見合った参考書を見つけることはできませんでした。気持ちばかり焦るなかで、湯川先生の参考書『大学院入試の英文法』に出会い、さらには本の最後に『大学院英語 入試対策講座』の紹介ページを見つけました。過去に英会話教室の長文読解クラスへ通ったこともありましたが、今回は目的、受講方法、時間や予算を考慮して、この講座の受講を決めました。
私の英語の勉強法とこの講座の利用法
私が受講した「基礎講座」は、受験までの準備期間が短い場合でも申し込み時に申請することで、テキストの配信スケジュールの調整が対応可能でした。全6回で毎週課題が提示されるので、できるだけ次の課題が提示される前に解答を提出するようにしました。添削結果は3~5日以内に届き、記憶が新しいうちに内容を確認できました。添削はとても詳細で、同じ間違いを繰り返さないよう丁寧に指導していただきました。特に和訳が分からなかった箇所は、質問欄に記載すると添削結果に加えてお返事いただけたので、理解が深められたように思います。入試まで3ヶ月を切っていたこともあり、講座の自習用テキストを存分に活用とまではいきませんでしたが、『大学院入試の英文法』を熟読し、毎日1つのパートの練習問題を解くこと、隙間時間が10分できれば短い文章一文でも英文を読むことも継続しました。大学院によっては辞書の持ち込みが可能なところもあるようですが、私の志望校は持ち込み不可だったため、あれこれ手を出さず持ち運びに便利な単語集を一冊決めて、入試までの最後2週間は繰り返し目を通しました。
入試本番では和訳に関して抵抗感なく解答できた
ほぼ毎日英文に触れていたこともあり、入試本番では和訳に関して抵抗感なく解答できました。英文和訳の勉強を始める前の私であれば、入試問題の英文の長さに圧倒されてしまったと思います。文の構造を見ること、正しく読むこと、接続詞や関係代名詞を意識すること、文脈を理解することはもちろんですが、長文に慣れておくことがいかに大切か、当日改めて実感しました。
参考書と講座の2つで英文和訳のエッセンスが身についた
大学院入試に向けた英文和訳の勉強は、独学では何から始めたらよいか戸惑われることが多いと思います。過去に出題された問題は二度と出題されることはありませんし、出題の仕方も全訳・要約・抄録・記述式等さまざまです。私自身は『大学院入試の英文法』と『大学院英語 入試対策講座』、この2つに取り組むことで、どのような形式の出題にも対応できる基本的な英文和訳のエッセンスが身についたと感じています。適切な指導を受けながら、継続して英文和訳に取り組むことは、将来の夢への第一歩です。