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同僚の一言で負けず嫌いの私に闘志の火がついた

大学院英語 入試対策講座 【合格大学院】
東京医科大学大学院 医学研究科


東京都 りょうちゃんさん
大学院英語 基礎講座を受講

博士課程に進学する上で英語は避けられない
大学で助教として働いている私にとって、博士課程に進むことはこれからも教員として続けていくためには必要不可欠なことでした。しかし、修士課程の受験以来15年近く英語にほとんど触れておらず、論文の要旨も業者に依頼するような状況だったので、大学院進学は半分諦め、もし進学するにしても英語のない大学院を探した方がいいのではないか、と考えていました。
しかし、昨年末同僚が博士課程を受験したことを耳にし、やっぱり博士課程に進もうと決意しました。と同時に、本当に自分の研究したいことは何なのか、研究したいことをできるところはどこなのかリサーチしました。それが、医療安全であり、チーム医療に関する取り組みでした。受験教科は英語と専門科目。やっぱり英語は避けられないと感じました。

同僚の一言で負けず嫌いの私に闘志の火がついた
英語の対策として、最初に考えたのは個人塾でした。息子がお世話になっている塾では社会人も対象にしており、大学院受験の人も通っているのを知っていたので、最初はそこに通うことを考えました。しかし、仕事をしながらという学習スタイルを考えると、通塾は少し厳しいものがありました。次に、ネットで「大学院受験 英語」と検索し、そこにヒットしたのが『大学院英語 入試対策講座』でした。しかし、ネットでの教材だし、続くかどうか心配、それになんだか怪しいと最初は思っていました。気にはなりながらも、受験は9月だからと申し込みまで3〜4ヶ月放っておいたような気がします。その間、修士課程の受験時に使った参考書を通勤時に学習する(といってもほとんど眺めるだけですが…)毎日でした。そんな時、同僚が「英語の通信講座で良さそうなのを見つけたんだ。今年はそれをやってみようと思う」と教えてくれたのが『大学院英語 入試対策講座』でした。負けず嫌いの私に闘志の火がついたのは、それがきっかけだったように思います。同僚よりも先に取り組み、私の方が先に大学院に進学する、そんな思いで講座を申し込みました。

細かく丁寧な添削指導にこれなら大丈夫かもと思った
仕事と家庭を両立しての受験になるので、勉強時間も通勤時間や自分の休みをうまく活用していくことが必要でした。添削問題は、休日にじっくり腰を据えて取り組むことにし、【解答・解説号】が届くまでには答案を提出し、通勤時を利用して「英語和訳の入門書」「日本人の英語リーディング29のルール」を読み進めました。
最初の添削問題は、A4用紙1枚程度で「こんなの簡単!」と取り組んだものの、和訳の日本語が通じず、何となく分かるのと訳せるのとは違うということを5分もしないうちに実感しました。すっかり英語から離れ、単語が分からないことも要因ですが、一文が長いので文構造そのものが見えていないことが一番の原因だと思いました。目標時間になっても半分も終わらず、倍以上の時間をかけながらもなんとか仕上げ、再度訳した文章を見ても「これは何が言いたいんだろう?」という状況でした。それでも、添削問題の文章の面白さに惹かれ、辞書を引きながら読んでいくことはとても楽しい作業でした。
そんなこんなで取り組んだ答案が返却された時は、あまりの赤字の多さに唖然! 「やっぱり…」と思うと同時に、進学は諦めようかとも思いました。でも、赤字を読み返すと、すごく丁寧だし、分かりやすい。細かいところまで読んで添削してくれていることが分かり、これで続けていけば大丈夫かもと思いました。
何となくの訳で分かっているつもりだった私にとって、すぐに適訳が思いつかないことは、正直不安でした。さらに、自分の和訳が果たして正しいのかどうなのかも分からない、何となくこんな感じと思っていてもいざ書いてみると何を言っているのかが分かりませんでした。だからこそ、そんな私にとって他の人に添削してもらうことは、とても有効な学習でした。


大学入試以来、懸命に英語を勉強した
自分の時間を上手く生かし、紙で印刷して電車の中やカフェで取り組んだり、タブレットで解答を作成したり、小間切れながらも学習時間を確保できたことも、この講座での大きな利点でした。
目標時間以内に訳ができず焦ることもあり、質問窓口で先生に相談したこともありました。もちろん、言葉なので語彙力を増やすことは大事ですが、まずは時間を気にせず丁寧に訳すことを心がけてという言葉をいただき、大学入試以来、懸命に英語を勉強したような気がします。最後の添削済み答案が今一つ振るわなかったのですが、新しい教材に手を出すのではなく、今までに取り組んだ問題を見直すようにとアドバイスをもらいました。さらに、苦手な分詞構文や指示語、ついつい忘れてしまう肯定文の any の訳し方などの復習をするようにと講評欄に書いてあったので、落ち込みながらも最後はそのアドバイスに沿って復習しました。本番の試験で、分詞構文や肯定文の any が出てきたときは、ラッキーと思いました。

今後は自力で英語論文が読めるようになりたい
「継続は力なり」とは言いますが、英語も言葉であり、こなれた日本語に訳すにはある程度のテクニックが必要なんだということを、講座を通して学んだように思います。大学院進学は決まりましたが、まだまだ苦手意識も強いので、自習用テキストなどを活用して英語力を身に付け入学前までには自力で英語論文が読めるようになりたいと思っています。