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和訳の採点基準が問題演習を通して体感的に理解できた

京都府 サンタクロースさん  大学院英語 基礎講座大学院英語 完成講座を受講
京都大学大学院農学研究科に合格

大学院入試は単語力だけでは太刀打ちできない
そもそも受験勉強をまともにした経験がなく、さらに院試とあっては、どのレベルで合格できるのかがまったく分からず、暗中模索の状態から情報収集と受験勉強を始めました。まずは単語の勉強から始めましたが、そのことは良くも悪くも後に影響を及ぼしました。受験勉強の中盤に差しかかった時、不覚にも自分には構文・文法力と和訳力が欠けている事が判明しました。単語力だけでは太刀打ちできないと感じた時、プロによる指導を仰ごうと、藁をもつかむ思いで『大学院英語 入試対策講座』を受講しました。
私が受験した研究科の英語は専門分野の全文和訳が課されており、要求されているレベルとしては、英語の内容を判断・理解できることは当然必要で、さらにそれを正しい日本語で表現できなければなりません。文学的な表現技術は必要ないのですが、少なくとも訳文は意味の繋がる日本語になっている必要があるのです。当時は支離滅裂な訳文しか時間内に作製できませんでした。誤解を恐れずに言い切ってしまえば、多少の意訳をしてでも意味の通る日本語にしなければ合格できないのです。その事実に気がついた時、第三者の添削を受ける決心がつきました。

英語の勉強法と講座の利用法
今までのその場しのぎ的な勉強のツケが回ってきており、単語は中学レベルから始めなければならず、その対応にかなりの時間を消費しました。具体的には、某出版社から出ている単語集のBASIC、ADVANCED、SUPERの3冊を完璧に覚え込みました。この時点で約12000語のレベルですが、さらに専門用語の強化が必要なため、過去問やブルーバックスの理科系本からネタを仕入れながら、強化していきました。次に、読解、英訳の勉強にも取り組みました。その中で有用だったのが、この講座の添削指導でした。自習用テキストの『○秘テクニック』、添削講座の各問題は合計5回ずつ繰り返し解きました。すべての問題文について各文に、英文、自分の訳、添削訳をワンセットとしてwordで書き出し、プリントアウトしたものを繰り返し見直しました。手間と時間がかかりましたが、この作業によって、模範解答の訳出の仕方が、自分のモノとして定着したのだと思います。
日常生活では、10分の勉強、30分程度の勉強ネタ、そして90分あればできる勉強の計3種類のネタを常に持ち歩き、場所を変え、気分を変え、飽きないように留意しながら取り組みました。

和訳の採点基準が問題演習を通して体感的に理解できた
和訳の添削時にどのような基準で採点されていくのか、その基準が理屈ではなく問題演習を通して体感的に理解できるようになったことが、最も嬉しかった点です。真っ赤に添削されて戻ってくる解答は感動的ですらありました。
そして、『大学院英語 基礎講座』が終了した時点で、後半の『大学院英語 完成講座』のスタートを1週間遅らせていただき、その間に前半部分の総復習を行いました。消化不良に陥らないためにも、それまでに勉強した範囲を自分に定着させたかったからです。さらに、『大学院英語 完成講座』の終了から本試験までに1ヶ月以上期間が空くようにスケジュールを調整して頂きました。その事によって、最終調整が十分でき、これも合格できた要因の1つだと思います。個別にこのような要望を受け入れて下さり、その対応に感謝しております。返却される添削シートの採点欄は三つ星ばかりで成績は芳しくありませんでしたが、一度だけ四つ星を頂き、その晩は嬉しさのあまり飲み明かしました。

入試本番では完璧に近い解答ができた
当初は5時間かかっても終わらなかった過去問が、本番2ヶ月前の時点でなんとか解ききれるようになり、1ヶ月前の時点で時間の余裕が少し生まれるようになりました。そして本試験では、終了20分前に一応の解答を終える事ができました。驚く事に、全文を通して意味が解らない箇所がほとんどなく、もちろん自分の知識の範囲内でではありますが、かなり完璧に近い解答を作成する事ができたと思います。

この講座の受講を考えている方へ
特に他大学から受験する場合、絶対的な情報量が少なく、一人でこもりがちな院試勉強において、この講座を受講することは絶大なメリットがあるかと思われます。毎週、決まった曜日に解答することで、心地よい勉強のリズムや週間スケジュールが自然にできるので、勉強のペースメーカーとして位置づけてもよいでしょう。研究科によっては専門性の高い英文が出題されるため、過去問を中心とした和訳練習は別途必要かもしれませんが、大学院入試に必要な根幹の知識は、この講座を受講することにより確実に獲得できます。逆に言えば、この講座を受講すれば、過去問演習と専門の単語強化だけで合格レベルまで達することも可能であるということです。