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最初は学校名だけで選んでしまい、志望校に落ちてしまった

【合格大学院】
お茶の水大学大学院 人間文化創成科学研究科


東京都 Y.Yさん
大学院英語 基礎講座大学院英語 完成講座を受講

最初は学校名だけで選んでしまい、志望校に落ちてしまった
大学入試以来、英語を勉強する機会があまりなく英語学習に不安がありました。特に和訳は自分の解答の間違いに気づきにくく、細かい点まで指摘していただける添削講座を考えていました。『大学院英語 入試対策講座』は答案を提出してから5日以内に添削済み答案が返却されます。入試に間に合うのかどうかで焦っていた私にはちょうど良かったので、受講することにしました。
はじめは、大学入試と同様に大学院を学校名で選んでいました。しかし、自身の専門分野が決まらずはじめの志望校に落ちました。それが10月です。専門分野を決めたときに、指導教員に勧められたのが進学先の大学院でした。志望動機は、進学先の先生の研究方法が緻密で、研究職を目指す上でもその先生から学ぶことが多いと感じたことです。また、大学院の研究環境が整っており、知見を広げることも、深めることもできるのが魅力的でした。12月にアポイントメントをとり、先生とお話しをしました。その後、お勧めの文献を教えてもらったり、論文発表会に参加させていただくなど、配慮をしていただきとても良い先生だったので安心して受験に臨むことができました。そして2月の試験に無事合格しました。

添削問題をこなす度に間違いと不安が減っていった
私は講座を3月に申し込みました。まずは、2講座の申し込み特典である『英文法講座』の短文和訳を3回繰り返しました。『基礎講座』と『完成講座』の添削問題は【問題号】が届いたその日のうちに解いて、添削済み答案が返ってきたらコピーし、添削の直しをし、解き直しを3回行いました。添削問題をこなす度に間違いが少なくなり、新たな間違いを対処する不安が徐々に減っていきました。また、単語力の不足や分詞構文の理解不足など、添削指導で指摘された部分を意識して過去問に取り組みました。中でも単語力の不足が私の課題でした。大学受験用の英単語集を暗記すると同時に、添削問題や過去問で出てきた単語を英単語帳に追記しました。間違った部分の要因をノートに書き出すと、自分の間違える傾向が分かり、対策が立てやすかったです。これら一通りの作業が終わったのが8月頃でした。その後は、それまでに学習したことをひたすら復習していました。

辞書なしでさまざまな分野の添削問題をこなした成果
英語の試験は和訳問題ばかりで、先生方の研究領域内から出題されていました。そのため、専門用語が多く、これらすべてを補うことは難しいです。しかし、その専門用語に惑わされず、文構造を把握して解けるようになったのは、講座でさまざまな分野の添削問題を辞書なしで解いていたからだと思います。わからない単語を文脈から推測する力を養ったことと専門分野の勉強を進めたこと、どちらも並行して行うことで入試本番に活かせる和訳力が身についたのかもしれません。添削問題の中に「リテラシー」という単語がありました。その語義は文脈によってさまざまな解釈が可能であり、1つの単語がさまざまな意味を持つことを学べたことも、英単語を注意深く読み取るきっかけになりました。

すべての試験内容には一貫性があり、不合格にはそれなりの理由がある
大学院受験に関するノウハウというのは、一般的な王道があるわけではなく、その専門分野によって大きく異なると思います。私の場合は、指導教員との進路先の相談にはじまり、修論計画の添削まで行っていただきました。私の不合格の要因を踏まえると、大学院入試は筆記さえよければ、口述さえよければ、研究計画書さえよければというものではありません。すべての試験内容には一貫性があり、不合格にはそれなりの理由があるのです。 自分のやりたいことや自身の研究の意義など、誰かに発信すると、客観的な指導や指摘があり、相手に理解してもらえない部分が明確になります。誰にもわかってもらえず落ち込むこともあるかもしれませんが、そのときの自分の意見を素直に伝えてみるのが後々自分のためになります。また、大学院に入学することが目的ではなく、その先に思い描く自分の将来に向かって励むことが大事だと思います。