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英語和訳や翻訳というのには皆さん、一度は触れたことがあるかと思います。
例えば、学校のテストで「次の一文を和訳しなさい」と問われたりとか、
大学入試で和訳問題が出題されたり、とか。
しかし、和訳をするために必要なのは、単に構造通り、
単語の意味通り訳せばよいというわけではないのです。
それだけでは英語和訳や翻訳において求められる自然な日本語訳にはならないのです。
それでは、自然な日本語訳にするために欠かせないものとは何か。
・・・とその前に、どういう和訳・翻訳が求められているのかという話をさせてください。
和訳・翻訳をする時、直訳にすべきか、意訳すべきか迷う時ってありませんか?
「直訳だと堅苦しいぎこちない日本語だし、でも意訳してしまうと
構文とか無視した感じになってしまう」
と思ったことがあるでしょう。
それではどうすればよいのか?
実は最近の翻訳書の中には第3の訳し方が顕著に見られるのです。
第3の訳し方とは
「直訳のように構文に忠実で、意訳のように自然な訳」
のことです。
この第3の訳し方というのは、構文も読み取れていて、
内容も理解していてかつ訳に工夫が見られるという点で、
第3者が見た時に、もっともウケのいい訳し方なのです。
そしてこの第3の訳し方こそが、自然な日本語訳にするために欠かせないのです。
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では、その第3の訳し方を身に付けるのに必要なのは、
「構文や修飾関係の理解力」
「基本的な文法力・語彙力」
「文脈を捉える力」
「自然な表現力」
この4つとなります。
「構文や修飾関係の理解力」は文の構造を見極める力ですね。
つまりどれが主語でどれが動詞で、どの部分が目的語で、
どの部分がどの語句を修飾しているか、といった文の構成要素や仕組みを
理解する能力のことです。
一文が長くなると、どこからどこまでが主語で、
どこからどこまでが述部なのかわかりにくくなることが多々あります。
しかし、構文や修飾関係をきちんと紐解けば、文構造を読み取った訳を作ることができます。
「基本的な文法力・語彙力」とは中学・高校レベルで習う
文法力や語彙力を指します。
難関大学・大学院の入試や翻訳レベルの英文を見ると、
一見難しそうに見えますが、文法や語彙といった点では、
高校レベルで十分対応可能なのです。
英訳に関しては、表現力さえ身に付けば、
中学レベルの知識で解答できることもあるのです。
この意味では、これまで中学や高校で私達が経験してきた
英語の授業は決して無駄ではないことが断言できます。
そして「文脈を捉える力」、これは和訳の上で最も重要な要素と言えるでしょう。
1つの単語には複数の意味があることがほとんどなので、
文脈をきちんと捉えないと正しい訳語を選ぶことは難しくなるかと思います。
また、it や them といった指示語が何を指すのか、
というのも文脈を捉えていないと分からなくなりますよね。
上記3つの点を押さえて、「自然な表現力」を活かして
和訳・翻訳をする必要があるのですが、
この自然な表現力というのが一番難しいのです。
どうしても和訳や翻訳には個人の癖が出てしまい、
同じ英文でも、訳は人によって異なります。
ですから、その和訳を第3者に見てもらうようにしてください。
自分で実際に作る → 第3者に見てもらう → 復習する
というサイクルなしでは、和訳は上達しません。
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